みなさんこんにちは!
今日はピアノの仕組みについて少しお話ししたいと思います♪
グランドピアノにもアップライトピアノにもそれぞれ3本のペダルが付いています(年式によって2本の場合有り)。
まずは最もよく使う右端のダンパーペダルについて💡
ダンパーペダルを踏むと、ピアノ内部のダンパーが持ち上がり弦から離れます。そうすることで、踏んでいる間全ての音が響く仕組みです♪
弦の上に並んでいる黒いものがダンパーです。ピアノは鍵盤を押すと押したところのダンパーが上がり弦を開放し、ハンマーが弦をたたいて弦を振動させることで音が鳴ります。(上の写真は一音だけ鍵盤を押した状態のものです。)
普段は常に弦を押さえた状態のダンパー。このダンパーが無いと、近くで喋ったり手を叩いたりしただけで弦が共鳴してしまうのです💦
さて、ダンパーペダルを踏んだ時の写真がこちら⭐️
おわかりになりますでしょうか。
このように、ペダルを踏んでいる間全ての弦が開放された状態になり、全ての音が響くようになります。音がふわ〜っと広がりなんとも心地よい響きとなります。
ちょっと曲が進んでくるとこのダンパーペダルを使用する指示が度々出てくるのですが、踏みっぱなしだと音が濁ってしまうので、弾いている音(指の動き)に合わせて”耳”を使いながら踏み替えていくことが大切です。
最初は指に加えて足まで動かすことに戸惑いますし、濁さずに綺麗に踏みかえることはなかなか難しいのですが、このペダルを使いこなせるようになると表現の幅もぐんと広がりますよ♪
当教室には足が届かないお子さま用にアシストペダルの用意もありますので、ペダルを使う小さなお子さまはもちろん、ピアノを習いたてのお子さまにもペダルを体験して音の変化を楽しんでもらっています♪
今回はダンパーペダルのお話でした。
次回は他の2つのペダルについてもふれていけたらと思います。